●加入者数から見る人気運営管理機関(どこを選べば良いかの最も分かりやすい指標となります)
右記のイデコ加入者数データについて、解説をしたいと思います。
SBI証券は、イデコ(個人型確定拠出年金)におけるパイオニア的存在で、いち早く運営管理手数料を無料(0円)にするなど、イデコ販売市場を常にリードして来ました。
その結果として、単月の加入者数(2018年3月分)においても、累計加入者数においても業界トップを走っています。
2位の楽天は、2016年9月からサービスの提供を開始しましたが、その知名度、手数料の安さ、サービス内容の良さで、トップのSBI証券にあっという間に近づいてきました。
今現在、上記の2社が両巨頭と言える存在ですが、ここに1社強力なネット証券会社が割り込んできました。
7位にランクされているマネックス証券がその会社ですが、2017年9月にサービスを開始したにも拘らず、単月で7位に食い込むと言うのは、驚きの結果と言えます。
何故なら、イデコは2001年から制度が開始しており、市場での運営管理機関の評価は既に固まっているため、新参者の金融機関が上位にランクされるのはとても難しいからです。 |
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イデコ新規加入者数ランキング
トップ10(2018年3月分実績)
順位 |
運営管理機関(金融機関)名 |
加入者数
(新規) |
シェア |
1 |
SBI証券 |
8,943 |
23.0% |
2 |
楽天証券 |
6,129 |
15.8% |
3 |
東京海上日動火災 |
4,791 |
12.3% |
4 |
みずほ銀行 |
2,874 |
7.4% |
5 |
りそな銀行 |
2,137 |
5.5% |
6 |
中央労働金庫 |
1,693 |
4.4% |
7 |
マネックス証券 |
1,049 |
2.7% |
8 |
九州労働金庫 |
722 |
1.9% |
9 |
野村證券 |
689 |
1.8% |
10 |
損保ジャパン日本興亜DC証券 |
622 |
1.6% |
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